「何者かになりたい」必死で走り続けた20代前半
私が本格的に芸能のお仕事をするようになったのは、大学生のとき。それまでカットモデルなどはやっていましたが、あくまで学業の合間のバイト感覚でした。たまたま知り合いに誘われて「バチェラー・ジャパン」のオーディションを受け、リアリティドラマの出演が決まったのです。
蒼川愛
AI AOKAWA
[PROFILE]
島根県生まれ。早稲田大学政治経済学部在学中に「バチェラー・ジャパン シーズン1」に出演し、初代バチュラーの座をつかみ、一躍注目を集める。その後、「ミスiD 2018」に選出されて本格的な芸能活動をスタートし、ファッション誌モデル、人気インスタグラマーとして活躍。美容やファッションなど20代後半から30代の女性に向けた発信を続けている。2021年12月に2歳の息子がいることを発表し、“ママインスタグラマー”としても活躍の幅を広げている。
オーディションは3年生の8月でした。ちょうど同級生が就活に向けてインターンや就活セミナーに動き始めたタイミング。私もどこかの企業に就職するのかなと思いつつ、自分にできることはなにか、自分は何者になれるのかがわからなくて、それを確かめてみたかったのかもしれません。
ドラマ撮影は初めてのことばかりで楽しかった。でも、番組が終了すると、ファンになってくれた人もいれば、批判する人も多くて心が折れそうになりました。人の前に出るお仕事って、こういう辛さも受け止めないといけないんだ――とようやく気づきました。でも、おかげで「蒼川愛」として私は生きていく、という覚悟が芽生えた気がします。
10代の頃から、目の前のことに必死になってしまうタイプなんです。中高生のときはそれが勉強だったし、大学に入るとダンスに打ち込んだり、舞台に興味をもったり。どこか自分に自信がないぶん「何者かになりたい」って気持ちが人一倍大きかったんだと思います。
“初代バチェラーの蒼川愛”のイメージが強くて叩かれることもあったけど、SNSでつながっているフォロワーさんの存在が励みになっていました。20代前半は「もっときれいになりたい」「もっと頑張らなきゃ」という気持ちで走り続けてきた気がします。
飾らない自分を見せたら「ありのままの私でいいのかな」と力が抜けた
妊娠がわかったのは、25歳のときでした。絶対に産むことは決めていましたが、フォロワーやファンの皆さんにどう伝えたらいいんだろうってずっと悩んでいました。それまでの蒼川愛像が壊れるのが怖かったのかもしれません。また、シングルマザーということで叩かれるかもしれないという不安もありました。
でも、隠し続けるかぎりSNSの自分と、本当の自分がどんどんかけ離れていく。応援してくれる方に自分から壁をつくってしまっている気がして、息子が1歳半のときにフィード投稿で皆さんにお伝えしたんです。叩かれることも嫌われることも覚悟のうえでしたが、コメントやDMはあたたかい言葉ばかりで。このとき「ありのままの私でいいのかな」と初めて肩の力が抜けたんです。
頑張っている人ほど、EVERINGで自分を解放してほしい
子どもの存在を明かしてから、うれしかったのはSNSで同じ年頃のお子さんをもつママさんのフォロワーが増えたこと。働きながら子育てと両立しているママ、ワンオペで頑張っているママ――それぞれ大変さや悩みを抱えているんですよね。
ママになると、やらないといけないことが山のように増える。子育ての悩みもどんどん出てくる。頑張らなきゃいけない人ほど、EVERINGのようなツールをどんどん活用して、手を抜けるところは抜いてラクしてほしいなって思います。
EVERINGを使い始めて圧倒的にラクになったのはお会計ですが、苦手だったお金の管理も意識するようになってきました。これまで支払いは電子マネーやクレジットカードがメインでしたが、後払い方式だと自分が今どのぐらい使っているかがわかりにくい。
EVERINGはプリペイド式で、私はオートチャージに設定しているんですが、チャージのたびにアプリ上に通知が来るので、通知の頻度で「使いすぎ」が感覚的にわかるんです。私はあえて5,000円ずつの少額設定にしていますが、チャージのペースが早いときはアプリを立ち上げて履歴をチェック。アプリが家計簿代わりで、この手軽さもEVERINGならではだと思います。
私の忙しい毎日にEVERINGはなくてはならない存在
じつはこの春から、インフルエンサーマーケティングの会社で正社員として働き始めました。今まで表に立つ立場でしたが、その経験を生かしてインフルエンサーの支援やプロデュースするビジネスに興味が湧いてきたんです。
朝5時半に起きて、ご飯を食べて息子を保育園に送り届けて、9時に出社。会社近くのコンビニで飲み物を買っていくのが毎朝のルーティンで、EVERINGでスマート決済するのが仕事への切り替えになっていますね。
オフィスではインフルエンサーさんとのやりとりや提携企業との打ち合わせなどをして16時に退社して、保育園に息子を迎えにいきます。カフェでのランチ、スーパーでのお買い物、息子とのおでかけ――私の毎日にEVERINGはなくてはならない存在になっています。
私、アクセサリーが大好きなんですけど、EVERINGはお守りみたいにいつも一緒です。もともとフェミニンな服装にシルバーのアクセサリーを合わせるのが好きで、甘すぎないEVERINGは私らしいファッションの一部になっています。それに太めのリングって、女の子の指を華奢に見せてくれる気がします。子どもと公園に行くときのカジュアルファッションにもすごく合うと思います。
子育て中のママは、自分のケアまで手が回らないことが多いと思いますが、私も一時期そうでした。でも、最近は朝晩のスキンケアだけはゆっくり時間をかけて、自分を愛しみながらやるようにしています。肌がきれいだと気持ちに余裕が生まれて、1日をモチベーション高く過ごせる。女性にとってきれいになることは、自信や前向きのパワーを生むんだなって実感しています。
子育てが大変なママ、お仕事で活躍している女性――頑張っている人ほど、EVERINGのようなアイテムを味方につけて、自分をもっとラクさせてあげてほしいなって思いますね。その余裕が、大切な人にもっとやさしくなれたり、自分にもやさしくなれる心をつくってくれる気がします。